犬種のグループや特徴について!
ドギーワンダーランドのシノです!!
純血種のワンちゃんたちは、その生存目的や形態・用途によって
10のグループに分類されています。
日本ではJKC(ジャパンケンネルクラブ)というところが定めていて、
当ブログでも「3G」とか「5G」とか使っているので、ご存知な
方もいらしゃると思いますが、よく分からないという方からすれば、
「???」だと思いますので、この度はブログで書いてみました!
犬種グループ毎の特長や、代表犬種たちの特長もご紹介します!
ついでに、犬種によっては「愛称」を短縮形で呼ぶことも
多いので、その説明も併せてしちゃいますね♪
では始めましょう!!
【1st Group】牧羊犬・牧畜犬
英語ではシープドッグ・キャトルドッグといいますが、牧場で
オオカミ等の外敵から家畜を守ったり、家畜の群れを纏めたり
する仕事をしていた子たちです。
広い場所を駆け回っていたので、スタミナは抜群! 指示の反応も
早い子が多いのが特徴♪
代表的な犬種には、ラフ・コリー、ジャーマン・シェパード
なんかもいますが、当店の生徒では下記の犬種!
シェットランド・シープドッグ!
(愛称:シェルティ)
写真はルック!
シェルティは明るくて活動的な子が多いです。
少し用心深いところがあるので、声が出やすい
子もいますね(^^;)
見た目は「名犬ラッシー」でおなじみのラフコリーに
似ていますが、ラフコリーの方がだいぶ大きいです。
ボーダーコリー!
(愛称:ボーダー)
写真は上がサン、下がサスケ&ミナト!
ボーダーというと、ボーダーテリアもいますが、日本では
殆ど見ないので混同することはないでしょう(笑)
個体により体格差が結構ある犬種ですね。
とっても働き者なので、色々な事を覚えさせたり、ドッグ
スポーツなども最適! スタミナもたっぷりです!
ただ、本能的、衝動的な行動も出やすい傾向があるので、
しっかりコントロールしたいですね。
自動車、バイク、自転車に反応する子は注意して!
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク!
(愛称:コーギー)
写真はラリィ!
コーギーにはペンブロークとカーディガンが
いますが、登録頭数は圧倒的にペンブロークが
多いです。
コーギーも牧畜犬のご多分に漏れず、とても活発!
とっても明るい子が多いですが、声の大きい子も
多いかな!?
【2nd Group】使役犬
このグループは、番犬、警護、作業をする犬たちです。
軍用や防衛といった仕事が多いグループなのですが、
スイスマウンテンドッグのような遭難救助だったり、
ピンシャー&シュナウザーのようにネズミ捕りや
家畜番といった作業をする子も含まれる、幅広い
作業犬が含まれています♪
代表的な犬種として、グレート・デーン、セント・バーナード、
バーニーズ・マウンテン・ドッグ、ボクサー等、有名どころが
たくさん!
当店の生徒だと下記の犬種!
ドーベルマン!
(愛称:ドベ)
写真はラッキー!
まだパピーなので、断耳後の型が付いて
ますが、そのうち取ります。
ドベは物覚えが良い、とても訓練性能の高い子です。
自信に満ちていて、いかにも動揺しないところが
この犬種の特長の一つ♪
少し神経質な一面が出ると、他の動物に対して
乱暴になるかもしれないので、しっかりと社会化と
トレーニングをする必要がありますね!
ブルドッグ!
(愛称:ブル)
写真はドロンジョ!
もともとは雄牛と闘わせるために作られましたが、
今の子たちは陽気で穏やかな子が多いですね♪
超短頭種なので、温度管理には非常に気を使います。
そして、ダブダブの皮膚なので皮膚疾患にも注意!
遺伝子疾患も比較的多い犬種です。
ミニチュア・シュナウザー!
(愛称:シュナ)
写真は左から、デニム、ルヴィ、グリ、ユリ!
ネズミ狩りに使われていた犬種ですが、今では
完全なコンパニオンですね!
性格は明るく、好奇心旺盛♪ フレンドリーな子ばかり!
ネズミ狩りの経緯からアメリカではテリアに属しますが、
一般的にテリアほど頑固さは少ないとされています。
ちょっと元気さが声に出る子もいますね(^^;)
【3rd Group】テリア
テリアはラテン語で「テラ(地球、土)」という意味です。
小動物狩りに使われたのがテリアのルーツで、執拗に
狩り出し、勇猛果敢に駆除することが求められた経緯が
あります。
いわゆる「テリア気質」と言われる、頑固、粘り強く
諦めない、陽気、敏捷、喧嘩で退却を考えない等、
いかにも! といった気質が根底にありますので、例え
小型でもしっかりとトレーニングしましょう(笑)
ボストンテリアを除く全てのテリアには「テリア」が
名前につくので分かりやすいですね!
当店ですと下記犬種!!
エアデールテリア!
(愛称:エアデール)
写真はブン太とポルコ!!
エアデールについては過去ブログで取り上げて
いるので、そちらをどうぞ!!
ヨークシャー・テリア!
(愛称:ヨーキー)
写真はターボとハッピー!
ヨーキーはネズミ狩り用に作られました。
最も小さいテリア種となりますが、テリア気質は
強めに持っていますので、しつけはしっかりと
行いましょう!
社会化もお忘れなく!
ジャック・ラッセル・テリア!
(愛称:ジャック、JRT)
写真は、ぽこ!
とにかく元気爆発な犬種!
明るく好奇心旺盛で腕白で疲れ知らず!
大人しい小型犬をイメージしていると
大変な事に(笑)
社交的なのでたくさん運動が出来れば、楽しいドッグライフが
過ごせると思いますが、テリアなのをお忘れなく(笑)
【4th Group】ダックスフンド
テリアよりも更に犬種を絞ったグループですね。
アナグマやアライグマ、兎等の狩りに使われた犬種。
ドイツ語でアナグマは「ダックス」、フンドは
「獣猟犬(ハウンド)」という意味です。
巣穴に潜り込めるよう、胴長短足に作られました。
胴長のツケで、ヘルニアリスクが高い犬種です。
体重管理や抱っこの仕方には十分ご注意を!!
小動物狩り用な事から、かつてテリア気質に
近いと言われていましたが、最近では猟犬気質より
明るい性格の子が多いようです。
明るさが声に出る子もチラホラ(^^;)
そして、ダックスフンドは大きさにより、
「スタンダード」「ミニチュア」「カニーンヘン」の
3種に区別されます。
これは胸囲で区別されまして、30cm以下はカニーンヘン、
30~35cmはミニチュア、35cm以上はスタンダードです。
スタンダードは結構大きく見えますよ!
当店ではミニチュアとカニーヘンの子が来てくれて
います♪
ミニチュアダックスフンド!
(愛称:ダックス)
写真はムックとらい!
カニーヘンダックスフンド!
(愛称:カニーンヘン、ダックス)
写真はマリン!
【5th Group】原始的な犬・スピッツ
英語ではプリミティブ&スピッツタイプという
カテゴリーです。
スピッツとは、ドイツ語で「尖った」という意味があり、
口吻が尖り、立ち耳なのが大きな特徴♪
日本犬の殆どはこのグループに属します。
その他、シベリアンハスキー、チャウチャウ、日本スピッツ(笑)も
このグループですよっ!
古くからあまりスタイルの変わらない子たちなので、比較的
オオカミに近いとも言われています。
警戒心の強い犬種が多いので、しっかりトレーニングする
必要があります!
当店で5Gと言えば、下記の犬種たち!
ポメラニアン!
(愛称:ポメ)
写真は左から玄、こげまる、くぅ、ビップ、セレブ、
手前に麦!
スピッツ系の犬では最も小型の犬種です。
9Gのコンパニオン&トイのグループかと勘違いする
人もいそうですね。
もともとは大型だった名残があり、自分より大きい
犬に向かって行ったり、むやみに吠えかかったりする
子もいます(^^;)
人に対してはとてもフレンドリーな子が多いので、
人気の犬種ですね~♪
柴犬!
(愛称:シバ)
写真はあずきとチコ!
日本で最も人気のある和犬になります。
柴とは「小さい」という意味になりますが、昨今の
日本の犬事情からすると、小型犬という訳には
いかないハズだったのが・・・
最近は「豆柴」と呼ばれる小型の柴が結構見られる
ようになりましたね!
当店では5kgから15kg超まで結構幅広いです。
気質としては自立心の強い犬種となります。
頑固なので、しつけは頑張りましょう!
警戒心が強くなり過ぎないように、社会化には
注力した方がいいと思います。
あと、触られる事に抵抗がある子も多いので、
パピーのうちから触られ慣れておくと、誰からも
愛される子になるでしょう♪
秋田犬!
(愛称:アキタ)
写真はナナ!
古来からの日本犬の中で最も大型です!
もともと闘犬に使われていたそうで、闘犬が
衰退してからはマタギに使われた経緯があります。
堂々として落ち着いた子が多いのですが、中には
喧嘩っ早い子もいるので、注意が必要です。
表情が出づらいので、いきなり! という事も
多かったり(^^;)
十分な社会化と十分なトレーニングが必要です!
【6th Group】嗅覚ハウンド
セントハウンドと呼ばれるグループ。
非常に鋭い嗅覚を持っており、臭いで獲物を
追跡して、ハンターに居場所を教えます!
大きめの鼻と垂れ耳が特徴で、集団行動は
得意分野。攻撃性はとても低い子が多いものの、
吠えが出やすい一面もあります。
代表犬種は下記に紹介するビーグルですが、
101匹ワンチャンのダルメシアンや犬の中で
最も嗅覚が鋭いと言われるブラッドハウンドも
もちろんこのカテゴリーです♪
ビーグル!
写真は上からレイラ、win、レオン!
ビーグルは「スヌーピー」のモデルになった
犬種ですね!
明るくて人懐っこい子が多い印象♪
この性格も人気の秘密でしょう!
その他、柴もそうですがビーグルも猟犬時代に自分の
判断を求められた経緯があるため、独立心の強さから
ちょっと頑固さが出る一面があります。
トレーニングの時は、頑張る必要が出る子も
いますね(^^;)
声が出やすい子がとても多い印象です。
【7th Group】ポインター・セター
鳥猟犬のうち、獲物がいる場所を教える役割を
担っているのがこの子たち!
ハンターが到着するまで、前片足を上げて獲物の位置を
知らせるのがポインター種、伏せて位置を知らせるのが
セターです。
当店にはあまり生徒がいないグループ(^^;)
過去に来てくれたのはこの犬種!
イングリッシュセター!
写真はラヴィ!
先日、某ドッグランでばったり会いましたが、
立派な成犬になっていました!
イングリッシュセターは穏やかな子が多い印象♪
とても体力があるので、たくさん運動させてあげると
良いでしょう!
ブリタニー・スパニエル!
(愛称:ブリタニー)
写真はジョン!
フランスでは人気の犬種♪
スパニエルと付いていますが、ポインターの
仲間になります。
非常に優秀なガンドッグ資質があり、スタミナも
抜群ですから、たくさん運動させてあげる必要が
あります!
【8th Group】7G以外の鳥猟犬
ポインター、セターを除く鳥猟犬という事で、レトリーブ、
フラッシングあたりを得意とする犬種のグループ!
レトリーバーは撃ち落とした獲物を持ってくるのが仕事、
フラッシングは隠れた鳥を飛び立たせるのが仕事です。
当店では、下記犬種が来てくれてます!
ラブラドール・レトリーバー!
(愛称:ラブ)
写真はベレ!
明るく活動的、とってもフレンドリーで、
トレーニングもよく入ります!
性格的にも優しい子が多いですし、
大型なのに人気が出るのも頷けます♪
ただ、パピーの頃は、相当ヤンチャなことが
多いので、頑張って飼う必要があります(笑)
引っ張り癖が付くと、お散歩がとても大変なので、
早め早めにしつけを始めると、とても飼いやすい
子になると思います♪
ゴールデン・レトリーバー!
(愛称:ゴールデン)
写真はアンナ!
温和で従順、かといって遊びは大好きという
犬種。
他犬にも子供にも優しく、学習意欲も旺盛という
優等生犬種!
ラブと同じく、パピー時はヤンチャな子が多いです!
しつけは早いうちからしっかり取り組むことで、
優秀な家庭犬になるでしょう♪
乱繁殖の弊害からか、ごく一部の子に荒っぽい行動が
見られますが、大型な子ですのでしっかりコントロール
してあげましょう。
アメリカンコッカースパニエル!
(愛称:アメコ)
写真は、よもぎ!
人懐こく、甘えん坊なイメージのアメコ!
もの覚えも良く、飼いやすい犬種だと
思いますが、まれにある遺伝子疾患が気になる
ところ。
イングリッシュコッカースパニエル!
(愛称:インギー)
写真はロン!
アメコと名前も姿も似ていますが、歴史は
インギーの方が全然長いです!!
インギーも元々猟犬のルーツですので、とても
とても元気いっぱいな犬種ですよ~♪
【9th Group】愛玩犬
コンパクトドッグとトイドッグです。
元々は上流階級の人たちが抱き犬として可愛がる
目的で作られた子たち。
抱きやすいように小型な子が多く、見た目も
可愛らしい子が多いのも特徴です♪
当店にも下記以外に、フレンチブルドッグ(愛称:フレブル)、
キャバリア、パピヨン、パグ、ビションフリーゼ(愛称:ビション)、
ペキニーズ(愛称:ペキ)、マルチーズ(愛称:マル)、シー・ズーと
たくさんの犬種が来てくれています!
で、代表選手はこの犬種たち!
トイプードル!
(愛称:トイプー)
写真は、もも!
プードルは大きさによってスタンダード、
ミディアム、ミニチュア、トイに分かれます。
当店に来る殆どのプードルはトイですね!
利口で物覚えが良く、抜け毛も少ないので
飼いやすいと日本では大流行中です。
しつけも非常に身につきやすいのですが、賢いだけに
甘やかすと超わがままにもなり得る犬種(^^;)
ご飯食べなければ、もっと美味しいものが出て来ると
学習している子もかなりいるのでは!?
本当に食いつきの悪い子もいますが・・・
上は一例ですが、早めにトレーニングをしてあげましょう!
膝蓋骨の緩い子も多いようで、当店に来ている
子の中でも結構見られます。
チワワ!
写真はリロ!
チワワは犬種の中で最も小さい体格です。
小さいが故、警戒心を強く持つ子が多いかな。
飼い主さんには気を許すものの、知らない人には
甘えられない子が多いので、早いうちから社会化を
しっかりしてあげると良いでしょう。
保温能力が低いので、寒さ対策をしっかりと!!
ボストン・テリア!
(愛称:ボステリ)
写真は琥太郎!
快活で遊び好き! 人懐こく、とってもフレンドリー♪
お調子者が多く、テンションが上がり過ぎる子も(^^;)
短頭種ですから、暑いのが苦手。被毛も短いので
寒いのも苦手です。温度管理をしっかりと!!
【10th Group】視覚ハウンド
獲物を目で確認して、脚力を生かし獲物を捕らえる
目的の子たち!
目は比較的正面が見やすいようになっていて、遠くまで
見えるように体高が高く、とにかく足が速い!!
当店では、サイトハウンドも種類は少なめ・・・
今のところ来てくれたのは、下記の2犬種だけです!
イタリアン・グレーハウンド!
(愛称:イタグレ)
写真は、りこ丸!
歴史は非常に古く、紀元前と言われます。
遊ぶのが大好きですが、神経質な子も多く、
警戒心に富む子もいますね。
喧嘩が強くないので、逃げ足は超早いです(笑)
とにかく寒さにまるで弱いので、防寒対策は
しっかりと!!
アフガン・ハウンド!
(愛称:アフガン)
写真は上がレオン、下は命(メイ)です。
命は残念ながら病気で亡くなってしまいましたが、
パピーのレオンよりアフガンらしい容姿なので、
登場してもらいました!
紀元前4000年にはすでにいたと言われるほど
起源が古い犬種!
とってもタフなので、たくさんの運動をしてあげ
ましょう!
頑固なところが結構ありますので、しつけは頑張って
行う必要があります。
お手入れは手が抜けません! こまめにブラッシング
しないと、すぐフェルト状になってしまいます(^^;)
以上、10グループまで簡単にご紹介しました!!
ご紹介出来なかった犬種も多くてごめんなさい。
いろいろとご参考にしてくださいね!
以上、シノでした!!
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