パピーちゃんを迎えた時に意識して欲しい事

こんにちは。ドギーワンダーランドのシノです。

今回は、皆さんが新しい家族として子犬を迎えた時、飼い主さんには特に意識して
欲しいことを、トレーナーからのお願いとして書きたいと思います。

それは、

「子犬には早く１００人の人に会わせて触ってもらおう」

「早く１００匹のワンちゃんに会わせよう」

の二点です。

皆さんが子犬を迎え入れた時、月齢は多少幅があるとは思いますが、
多いのは生後2ヶ月から4ヶ月くらいではないでしょうか！？

この時期の子犬は、非常に好奇心旺盛な上に、まだ警戒心もあまり
育まれていません。

これは正に「社会化」を養うには最適の時期となります。

でも、子犬の「社会化」って言ってもどうしたらいいの！？　と思われる
方が多いかと思うんです。

その答えが、早く「100人に触ってもらう」「100匹のワンちゃんと会う」なのです！

この時期のワンちゃんはワクチン接種の時期でもあり、抗体が形成されるまでは
お散歩含め、外出を自粛するよう勧める獣医の先生方もいらっしゃいますので、そこは
お医者さんのご指導には従って頂きたいと思います。

ですが、パピーちゃんを抱っこしたり、バギーに乗せたり、車で連れ出したりしながらでも
いいので、リスクを低減しながら、とにかく色々な人に会い、色々なモノ、音などにたくさん
出会って欲しいのです。

そうすることで、パピーちゃんは外からの様々な刺激を受け、豊かな感受性を身につけ、
適応能力の高い、誰からも愛されるようなワンちゃんへと育っていきます。

抗体が出来るまでは、ワンちゃんとの接触は難しいかもしれませんが、いろいろなワンちゃんの
姿であったり、鳴き声であったり、においでもパピーちゃんには大きな経験となります。

 

獣医さんからお散歩のオーケーが出たワンちゃんは、早く100匹に会わせたいのですが、
とは言え、あまり社会性のない激しいワンちゃんと会うのは避けたいものです。

その場合は、動物病院やしつけ教室等で行っている「パピーパーティ」や、トレーナーが
コントロールしている「犬の保育園」のようなところをうまく活用するのもいいと
思います。

 

社会化期を豊かに過ごせたワンちゃんは、その後のしつけ等においても適応力の高さを
発揮するかと思います。

つまりは、その後の飼い主さんとワンちゃんの楽しい日常への近道になるでしょう！

皆さんとワンちゃん達の幸せを願っております！

 

以上、シノでした。

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