ワンちゃんの爪切りについて
こんにちは。ドギーワンダーランドのシノです!
今日は、「ワンちゃんの爪切り」についてお話します。
皆さんは、ワンちゃん爪切りをご自身でされていますか!?
トリミングサロンでお願いしている方も多いかと思いますが、
サロンに連れていく頻度も色々だと思いますので、
「そろそろ爪切ってあげないと・・・」
と思いながらもサボッちゃってる方もいらっしゃるかも?
爪が伸びてくると、ワンちゃんに悪気はないのに爪が当たって皆さんが
痛い思いをしたり、ワンちゃん自身も折れて怪我したり歩行に支障が
出ることもありますので、注意してくださいね。
まず、ワンちゃんの爪切りが必ず必要かというと、そうとも限りません。
アスファルトでのお散歩が多い子、一回のお散歩距離が長い子、大型の
子は、お散歩中に地面との接触で結構削れるので、爪切りの必要が
ない子がいます。
あとは、歩き方も爪の削れ方に影響しますので、例え同居のワンちゃんが
いても、それぞれ爪の伸び方に違いがあるかもしれませんね。
続きまして実践編へと移ります。
ワンちゃん用爪切りは、ニッパー型、ギロチン型がほとんどですが、
私はギロチン型を使用しています。
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1500-e1525402630893-225x300.jpeg)
刃先が輪状になってます
持ち方ですが、固定ハンドルが親指側、稼働ハンドルが他の四本側です。
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1503-e1525402979400-225x300.jpeg)
ハンドル向きに注目!
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1501-e1525403431948-225x300.jpeg)
ハンドル握っていきます!
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1502-e1525403477447-225x300.jpeg)
ギュッ
この向きで持つと、刃先が動きません!
試しに逆に持ってみると・・・
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1509-e1525403649256-225x300.jpeg)
可動部が親指側!
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/1510黄色-225x300.jpg)
握り込むと・・・
刃先が大きく動いてしまいます!
これだと、ワンちゃんの爪が上手に切れません。
あと、正しく持つと
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1506-e1525403806891-225x300.jpeg)
刃が奥にあります
ワンちゃんの爪先側に刃があるので、深爪しにくいです。
爪切りの持ち方は気を付けてくださいね!
さて、準備が整ったところで作業に入るのですが、爪先について
注意点を。
ワンちゃんの爪先近くには血管が来ています。血管のところまで
切ってしまうと、出血しますし、ワンちゃんはとても痛がります。
爪先は敏感なところなので慎重に! (特に前足!)
そして爪切りが痛いと認識してしまうと、その後とても嫌がるように
なりますので注意してください。
「じゃあどこまで切ればいいの!?」
となる訳ですが、ワンちゃんによっては爪色が違いますよね!?
まずは白系の爪
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1306-e1525404202337-225x300.jpeg)
タップの爪。正面から
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1311-169x300.jpeg)
横から見ると
白系の爪は血管が見えるので切りやすいです。
爪切りの手応えでも分かります。ドライな感触からウェットに変わって
きたらそろそろ終了です。
大問題なのは黒系の爪!
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1308-1-e1525404415390-225x300.jpeg)
ポルコの爪。正面から
毛が邪魔でもありますが(笑)
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1310-169x300.jpeg)
横から見ると
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1505-169x300.jpeg)
どアップしてみましたが
全く血管が見えません! こういう場合はどうしたらいいの!?
正直切り過ぎが怖いですよね。この場合は絶対大丈夫なところまで
切ればいいです。
じゃあどこまで!?
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/1310黄色-169x300.jpg)
黄色で示してます
爪先が削れているところを三角に落としてあげれば
とりあえずオーケー!
「でも、うちの子はそのくらいじゃあ爪が長すぎる気がする」
という方もいらっしゃるかと。
この場合には、一度トリマーさん等のプロにお任せしてギリギリまで
短くしてもらった後、一週間に一度くらいの頻度で上記程度の爪切りを
続けてあげると、
爪切り → 散歩で削れる → 血管が後退
を繰り返して、徐々に爪が短くなっていきますので、お試しください。
万一、出血してしまった時は慌てずに
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/IMG_1631-300x225.jpeg)
止血剤です
私は「Kwik Stop」という商品を使ってます。
黄色いパウダー状で、患部に薬をかけて少し抑えててあげると
結構早く血が止まります。
それから、狼爪がある子は忘れずに爪切りしましょうね。
(忘れがちなので!)
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/05/狼爪-225x300.jpg)
黄色いところの爪!
これはない子も多いです。ブリーダーさんのところで切除して
もらってる子もいれば、退化して生えなくなってしまった犬種も
います。
あとマウンテンドッグには、狼爪持ちがスタンダードという犬種もいますね。
最後に爪切りの体勢ですが、小さい子であればお腹の下に腕を通して
持ち上げてあげればやりやすいかと。
あとは
![](https://doggy-wl.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1428-225x300.jpeg)
リラポジを応用!
大きい子だと後ろ脚が届かないと思いますが、リラポジで
爪切り出来るとラクですよ~。
如何でしたか!? 爪切りは面倒かもしれませんが、大事な
事ですので、是非実践してください!
以上、シノでした!!
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