犬の五感について

こんにちは! ドギーワンダーランドのシノです!

今日は、ワンちゃんと人間の五感の違いについて書きたいと思います。

五感というと、

「触覚」「味覚」「嗅覚」「視覚」「聴覚」

の五つですね~。

皆さんもざっくりとは

「犬だったら鼻は良さそうね」

「目はあまりよくないって聞いたことがあるわ」

とすぐに思い当たるかと。

今日はもうちょっと掘り下げようと思います!

 

まずは「触覚」です。

ワンちゃんにとって、触覚は五感の中で最も早く発達し、
最も重要な感覚だと言われています。

生まれたばかりのベビーたちは、触覚によって母親や
おっぱいを確認するのです。

ドッグトレーナーからしましても、

良く出来ました! → ご褒美として撫でる
→ワンちゃんは喜ぶ → この行動を取ると良い事が起きる!

と認識させていきます。

「撫でる」という行為は、食べ物に次ぐワンちゃんにとって
嬉しいご褒美なんです♪
そう考えると非常に重要な感覚ですね!

 

次に「味覚」です。

味覚も早くから機能している感覚です。
犬が出生時点で既に持っている感覚は「触覚」「味覚」と言われています。

味覚は人間と比べるとそれほど発達していません。
味蕾と呼ばれる味を感じる器官は、人間で約9,000個、犬は1,700個あまり。

味への意識は「無味」「心地よい」「不快」の3つではないかという説も
あります。そんなにざっくりなんですね~!?

但し、水の識別能力は非常に高いです。これは嗅覚も関係しているかもしれません。

 

続いて「嗅覚」です。

犬が最も得意とする感覚ですね。

臭いを感知する細胞は、人間の500万個に対し、犬は2億個持っているそうです!
つまり能力は人間の40倍!って事になります。

ワンちゃんの大好きなオモチャを隠しても、すぐ見つかってしまうのは、
この能力の賜物です(-_-;)

また犯人追跡、麻薬探知等の警察犬のお仕事も、この能力を買われている訳です。

ちなみにメスよりもオスのほうが嗅覚が優勢と言われています。
テリトリーや繁殖が関係しているのではないでしょうか!?

 

そして「視覚」です。

視覚は他の感覚に比べて最も犬種による差があると言われていますが、
総じて遠視気味のようです。
つまり、遠距離はよく見えるものの、近くを見るのがちょっと弱い。

周辺視力は人間の10倍敏感とのこと。狩りに必要な能力だけに
突出しているのでしょうね。

また、視覚細胞は低照度(グレーの濃淡)という事ですので、あまり色を
細かく認識するのは苦手。自然界ではそこまで必要としないのでしょう。

 

最後に「聴覚」

聴覚は人間の4倍の能力があります。
音を聞き分ける力があり、足音や車のエンジン音など、
微妙な音の違いも分かります。

皆さんも車で帰宅した際など、家の中から愛犬が聞き分けているなぁと、
実感されている方もいらっしゃるのではないでしょうか!?

 

以上、人間とワンちゃんの五感能力の違いを解説させて頂きました~。
ご参考になりましたでしょうか!?

なお、今回記載した内容は、獣医師で動物行動学者でもある
ブルース・フォーグル先生のご意見を参考にしています。

 

以上、シノでした~!!

 

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